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諏訪泉メールマガジン 2005年3月 春よこい号
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◆1. 蔵元日記
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【製品の裏ラベルのこと】
「軽快ですっきり辛口」
「軽快でかろやか旨口」
「やわらかでふっくら旨口」
「口あたり優しくふくよか旨口」
これは、昨年11月から諏訪泉商品につけた裏ラベルで、順番に、本醸造、純米酒、
特別純米酒、純米吟醸酒のそれぞれの「味のタイプ」表現です。
日本酒の味の表現でもっとも一般的なものは、やはり甘辛で、必ず辛口を基準に
商品を選ぶお客様がいらっしゃいます。しかし、そういって辛口を選んだお客さんが
美味しいと思っている場合だけではないことが多々あります。日本酒の甘い、辛いは
数値的には日本酒度という比重ですが、日本酒の持つ酸の量でも甘辛が変化しますし、
美味しいとは別の尺度だからです。
この裏ラベルの表現は、どうでしょうか?できるだけ美味しそうに感じられるよう
にとの思いを盛り込み、なんとかわかりやすく考えたつもりではありますが。
また、大吟醸諏訪泉の味わいのタイプ表現は、「香り豊かでフルーテイー軽やかで
風格のある味わい」。純米大吟醸諏訪泉(今年秋発売予定)の味タイプ表現は、
「香り豊かでフルーテイー芳醇で風格のある味わい」の予定です。
このような酒質の表現がどれほど意味を持つかは、これからだと思いますが、日本
酒の酒質表現には、製造現場が使う欠点を指摘する表現が多くあまり楽しそうでは
ありません。甘辛にしたところで、飲んで美味しいかどうかは別の表現です。
もっと、楽しそうな、美味しそうな表現が出来ればと思います。
◆2.製品情報
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☆限定品 諏訪泉 冨田2005七割 生 の発売です。(3月出荷開始)
○製造データ :原料米 山田錦特別選別米、精米歩合 70%、
仕込サイズ 1400s以下、使用酵母 協会7号酵母、
もろみ日数 21日から31日、粕歩合 平均22%、
仕込水 軟水(全硬度2)、杜氏流派 広島流
○酒質データ :日本酒度 +2.0 酸度2.5 アミノ酸度 2.6
アルコール18.8%
● 諏訪泉 冨田2005の発売に際しておまけ情報(ラベルの裏張りになります)
【神戸ビーフ「プレミア」コロッケのこと】
冨田さんの山田錦の藁を川岸牧場さんの牛が食べて堆肥にする。
その堆肥をまた田んぼに入れて上質の山田錦が出来るお話を昨年しました。
今年は、お肉のお話です。
川岸牧場の和牛は、上等の神戸ビーフになる牛ですが、その肉と当地で栽培
されたジャガイモを使用したコロッケがとても美味しいと評判です。ジャガ
イモの生産者は、
川岸牧場のおじいちゃんと実はお友達の冨田さん。
http://www.asahiya-beef.com/boku/saibai.html
山田錦、コロッケ(神戸ビーフ、じゃがいも)、そして冨田2005、
みんな良い関係の美味しい仲間です。
○酒米生産者:冨田尚嗣(とみたひさつぐ)さん
http://www6.plala.or.jp/okome/
○堆肥と神戸ビーフになる和牛生産者:川岸裕人(かわぎしひろと)さん
http://www.asahiya-beef.com/boku/minori.html
○神戸ビーフ「プレミア」コロッケ販売者:新田滋(にったしげる)さん
http://www.asahiya-beef.com/
○杜氏:諏訪酒造 岡賢太郎(おかけんたろう)
http://www.suwaizumi.com
○酒造り指導:上原浩(うえはらひろし)先生
今年、しっかり指導を受けてます。
冨田三年目のお酒、「冨田2005」は、いろいろな人の縁で出来上
がりました。
このお酒が美味しいのは、飲んでくださる人、造る人、販売する人、
すべて土地と水とお米と日本酒とを大事にする皆さんのおかげです。
皆さんに愛され冨田2005皆様の元へお届けできます。精米歩合
50%と70%、小さい仕込で仕込みました。御評価くだされば幸いです。
諏訪泉 蔵元
☆ 「諏訪泉 鳥取○ごと純米酒」の発売(3月中旬鳥取地区限定で発売予定)
商品名「諏訪泉 鳥取○ごと純米酒(とっとりまるごとじゅんまいしゅ)」
●商品コンセプト
鳥取のめぐみである米・水・人、そして風土に育まれた純米酒です。
水のめぐみ 鳥取の山と木と、暮す人が守ったもの
米のめぐみ 鳥取の大地と耕す人が育んだもの
人のめぐみ 鳥取の蔵と飲み手が造り、伝えたもの
風土のめぐみ 鳥取の海と山と里の食べ物によく調和します。
1本のこの純米酒には、鳥取のすべてが入っています。1.8リットルのこの
お酒に使用する玄米は約2キログラム。田んぼの面積にして一坪、畳二枚分の
田んぼのお米の恵みが入ってます。春から夏、秋、田んぼの稲は鳥取の風、雨、
太陽の光を浴びて育ちます。
そして冬、蔵で酒になります。使用する仕込み水は、中国山地から地下水として
流れてくる水、山のダシともいえる大地をしみ透ってくる水です。この水のめぐみ
を活かすのは地元の蔵人です。鳥取○ごと純米酒、鳥取県産米を100%使用して
おります。ご評価くだされば幸いです。諏訪泉 蔵元
◆3. 今月のつまみとお酒(「ぶらん−わい」さんの)
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「菜の花のエビあんかけ(2人分)」です。
●材料(2人分)
菜の花 1束、エビ 100g(中5尾くらい)
調味液として
A だし汁 50t、醤油 小さじ1
B だし汁 100t、酒 大さじ2、醤油 小さじ2、塩 少々
C だし汁 50t、片栗粉 大さじ1
●作り方
@ 菜の花を茹で水気を絞り、調味液Aに浸し軽く絞る。
A エビは、殻をむいて背ワタをとり、刻む
B 調味液BとAのエビを小鍋に入れ火にかけ、沸騰したら火を弱め1分
ぐらい煮。
C Bに調味液Cをよく混ぜながら少しずつ加え、とろみを付ける。
D @の菜の花を一口大に切り器に盛り、
Cのエビにあんを上からかけて出来上がり。
※ Cのだし溶き片栗粉は、あんの固さを見ながら量を加減してください。
呑みたいお酒は、この時期やっぱり新酒の生ですよねぇ。菜の花の苦みと、
新酒のフレッシュな味わいがピッタリです。
先日、近所のお店に呑みに行きました。宮城県の蔵の、美山錦を使った純米吟醸
無濾過原酒を持ち込んで、冷やで一杯。ワカサギの甘露煮と合わせたら「旨〜っ」。
ところで、私、花粉症なんですが、このところ鼻がムズムズ…。身体が冷える
と良くないらしいと聞いて、二杯目から燗酒に。なんとさっきまでのムズムズが
すっかり良くなって、快調に杯が進むこと然り。こんなに調子良くなるのなら、
一日中呑んでいたいかも(笑)。「お酒って凄いなぁ」と、新たに感激した晩
でした。
花粉も、これから本番なので、今年は大変かもしれません。でも、それよりも
大変なのは、私の体重増加の防御と解消です(;^_^A)。
蔵元の感想など
えびの桜色、菜の花の黄色、そして緑、春らしいきれいなお料理ですね。
(たぶん上手に出来れば)盛り付ける器にもすこし凝ったりして。
さて、この時期、このお料理におすすめはやはり、新酒の生ですね。諏訪泉
のお酒で言うと、「特別純米しぼりたて生」が、搾ったばかりの荒々しいところが
取れて美味しくなってます。ぜひ、お試し下さい。なお、このお酒ですが、食と
ワインとSAKEの雑誌「ヴィノテーク」3月号、鳥取・島根の酒特集で紹介され
ております。横浜君嶋屋という小売店の社長さんにお褒めのお言葉をいただいて
おります。(http://www.vinotheque.co.jp/)
冬眠から覚めた熊が草を食べて眠気を払うように、生き物すべてが春は苦味の
ものを欲しがる?ようです。シャキットとしないといけないようですね。でも春は
ひねもすのたりもいいなあと思います。
◆4. 杉の雫・吟醸の会 活動案内
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☆ 2005年度の会員募集中です。(募集チラシをご請求下さい)
会員募集は限定300口、先着順で、ただいまお申込み順にお酒を発送して
おります。
お酒の感想はぜひお近くの会員さんにお尋ね下さい。
●頒布のお酒の内容(今年から純米大吟醸酒になりました)
ことしから、お酒と配布の本数パターンが変更になりました。
お酒は、「純米大吟醸 杉の雫2005」、昨年までの大吟醸酒から純米
大吟醸酒に変わっております。さらに、配布本数ですが、春に720_(生原酒)
を一本、秋に720_(火入れ熟成酒)を三本です。
(いままでは、春に二本、秋にも二本でした)
理由は、純米大吟醸酒の熟成の味をたくさん味わって欲しいからです。
第一回目のお酒は、「純米大吟醸 杉の雫2005」春は生原酒です。
米は、智頭町産の酒造好適米「玉栄」。有機減農薬栽培で5年目を迎えました。
収量は、42アールで、64袋と半端で、1940キログラム。反収は460
キログラム、7.7俵といったところ。昨年より1俵余計にとれました。
仕込みは、
精米歩合50%の純米大吟醸、もろみ日数27日、上槽2005年1月12日。
出来た酒の酒質データは、
日本酒度+3.0、酸度1.6、アミノ酸度1.3、アルコール18.3%
玉栄の純米大吟醸酒は初めて造りましたが、やわらかい味に仕上がっている
ように思います。
今回お届けするお酒は生原酒です。冷蔵庫で保存をお願いします。また、
原酒ですので、飲み口が強い(濃い)と思われる場合もあるかと思います。
角氷を一つ、グラスに浮かべて飲んでいただくと丁度良い濃さになります。
お試し下さい。
会費の一部2,000円が杉の雫の活動を支えます。よろしくお願いします。
酒質データ:日本酒度+3.0 酸度1.6 アミノ酸度1.3
アルコール18.3%
製造データ:精米歩合50%
(玄米の外側を半分まで削り、中心部の50%を使用)
上槽日2005年1月12日、もろみ日数27日、
仕込サイズ970kg、粕歩合35%、使用酵母 熊本酵母、
杜氏 岡 賢太郎
酒米データ:雫の田んぼ(智頭町慶所)産「玉栄」、有機減農薬栽培5年目
栽培者:杉の雫・吟醸の会 栽培責任者:寺坂 邦雄(会長)
◆5. おまけ
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日本酒の輸出が増えています。以前は海外に住む日本人向けでしたが、このところ
の海外での和食ブームで日本酒になじんだ現地の方が、フレンチやメキシコ料理と
いった、和食以外のレストランでも日本酒を飲むようになってきているようです。
うちのお酒もアメリカの小売店が積極的に和食以外のレストランに持っていっている
ようです。
日本では、このところ日本酒の消費数量が減少しておりますが、アメリカでは、
低アルコールであること(スピリッツと比較して)、健康イメージ(和食からくるも
のでしょうか?)などで増加しております。
さて、今回のおまけの一つは、フロリダのデイズニーランドのレストランで弊社の
純米吟醸「満天星」(Star−Filled Sky)が飲めるというご紹介です。
お米の酒が美味しいということがアメリカの人にも理解されていると思うとうれしい
ですね。
http://www.wdisneyw.co.uk/menutchoupd.html
もう一つのおまけは、「大吟醸 鵬」が日本航空、海外便のファーストクラス機内
搭載酒になっていることのお知らせです。鵬というのは、中国の「荘子」に出てくる
空想の大きな鳥ですから飛行機にはちょうど良いのかもしれません。おかげさまで
ずっと使ってもらってます。
http://www.jal.co.jp/inflight/inter/first/f_meal/beverages.html
◆あとがき
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3月になって多少春めいたと思ったら、いきなり雪。春はまだまだという感じです。
今年の仕込は、米の事情などですこし長くなって4月一杯かかります。まだまだ、
蔵は忙しく仕込が続きます。
メルマガ、4回目の発行になります。皆さんからお酒に関する質問が何件かきて
おります。個別に回答いたしましたが、(私にとって)目からうろこの質問、疑問も
ありました。次回から、ご紹介したいと思います。
このメルマガ、皆さんのご意見を入れてよいものにしようと思います。ぜひ、
ご意見、ご感想をおよせ下さい。
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諏訪酒造株式会社
e-mail: info@suwaizumi.com
http://www.suwaizumi.com
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