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諏訪泉メールマガジン 2006年11月号
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◆1. 蔵元日記(日々是良酒)
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【日本酒と健康という演題で講演をしました】
 11月7日に講演をしました。最近、たまに頼まれます。今年は、二回目で
すが、基本的に頼まれたらお断りはしません。営業というよりは、日本酒を
もっと知ってもらいたい、そしてお酒・純米酒をもっと飲んでもらいたい、
という思いからへたな講演をします。  今後の予定では、来年の1月9日
に鳥取環境大学の二年生に「ものづくりと地域経済」というお題で話しをする
予定です。これも、まだ内容は詰めていませんが、地域に酒蔵があることに
よってどんなことが出来るか?今していること、そして今後の可能性も含めて
話すことになるかと思います。

 話しをするのは、生来苦手とするところでしたが、2000年から鳥取大学
工学部の学生さんに「日本酒製造法」をお話するという機会を与えられて勤め
るようになってから、結果的にだいぶ慣れました。工学部の和泉先生という
先生に目をつけられたのがきっかけになりました。でも、慣れたとは言っても、
後から考えるとやっぱり緊張していますね。話そうと思ったことがだいぶ抜け
ます。まだまだです。
 へたな話しも聞いてくれる人がいるうちは勤めようと思っています。日本酒
の楽しさを少しでもお伝えすることが出来れば、特に若い人に日本酒のことを
伝えたいと思ってです。
 
 今回の講演、日本酒と健康と言いながら、日本酒の歴史、日本酒の特徴、
製造法、そして日本酒と健康の三つのことを話しました。日本酒と健康の中味
は、滝澤行雄博士の本「一日二合日本酒いきいき健康法」からの受け売りで
した。以下に、講演で触れた効用を並べてみます。健康には、やっぱり日本酒
ですね。(酒は百薬の長です)

  日本酒の効用(一部です)
   肝硬変、ガン抑制、動脈硬化を防止、虚血性心疾患防止、血栓溶解
   糖尿病患者の心疾患防止、老化・痴呆の防止、骨粗しょう症
   ストレス緩和・免疫力増強、不眠症に有効

◆2. メルマガ読者からのおたより
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   いきなり新コーナーです。
  アメリカのボストン在住の読者さんからのメールをご紹介いたします。

  タイトル:名門の諏訪泉のイメージを変えた?新社長 
      「ゴージャスから地道へ」

 東田雅彦様
 先ほど、恒例の東田さんのマルマガが届き、のんびり読ませて頂きました。
 なんとなくほっとしました。諏訪泉というと・・なんていうか名門?って
 感じがありますが、東田さんのキャラで随分イメージが変わった気がします。
 鳴川さんがすごくゴージャスな酒つくりだったから・・東田さんは地道な
 路線で頑張るおつもりなのかもしれませんね。

 (蔵元からの返信)
  毎回、メルマガへのご意見、ありがとうございます。
 「諏訪泉はどこへ行くんだ?」って、????がたくさん出そうなタイトル
 です。 ま、これは冗談ですが、(怒ってるわけではないのでご心配なく)
 「大吟醸から純米酒へ、冷やして飲むお酒から燗で飲むお酒へ」への方向は、
 揺るぎません。
 あれやこれや、やらないで、しっかり熟成させた純米酒をお燗で楽しんでも
 らうという酒造りを諏訪泉の方向として選択しています。やっと、方向が固
 まってきたように思います。
 今後とも、ご支援、ご意見、などいろいろお聞かせ下さい。

◆3. 蔵からのお知らせ
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 【醸造安全祈願祭を執り行いました】

  11月11日(土)に、諏訪神社の神主さんに来ていただき蔵で醸造安全
 祈願祭を執り行いました。この日、今年の酒造りの最初の米を洗いました。
 今年のもろみの本数は、46本。これから3月15日の甑倒し、4月一杯
 までの酒造りが始まりです。
  事故のないように、美味しい酒が出来ることを祈り、今年も農家さん始め
 いろいろな方々のお力で酒造りが出来ることに感謝して、神事を執り行ない
 ました。
  いよいよです。今年も、社員全員での酒造りに取り組みます。
 ご支援下さい。

◆4. 今月のつまみとお酒
    (「ぶらん−わい」さんの美味しいもの大好きエッセー)
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  《トマトのおでん》

 ●材料
   トマト(小):4〜5コ、だし汁:2カップ、純米酒:大さじ2
   みりん:大さじ1、塩:小さじ3/4、しょうゆ:小さじ1

 ●作り方
  @ トマトの皮を湯むきする。
  A 鍋に、だし汁とその他の調味料を入れ火にかける。沸騰してきたら
    @のトマトを入れ、2〜3分静かに煮る。
  B Aのトマトを汁に浸けたまま冷まし、再び火にかけ温めてから器
    に盛り花がつおをかけて出来上がり。

  ※ トマトは直径4〜5cmくらいの大きさのものが扱いやすく、トマトが
    大きい時は、器に盛る前に切り込みを入れた方が良いです。
  ※ だし汁は鰹だしがトマトの味を引き立てますが、他の野菜を加えて
    「ベジタブルおでん」にする時は、昆布だしを合わせても良いですね。
  ※ 小さな土鍋を使えば、そのまま食卓に並べられます。

   冬は「おでん」ですよね〜 \(^0^)/ やっぱり!!
   練り物のおでんも美味しいけれど、具材の中に旨み調味料もしっかり
   練り込まれていて、ちょっと困ったものです・・・。と、思っていたら、
   最近「トマトのおでん」に何度か出会って、なんとなく流行ってる?
   かんたん、おいしい、うれしい、ですね。
   野菜のおでんは、優しい味です。お酒は満天星の熱燗にしましょう。
   二度の夏を越え、味わいも落ち着いてきました。熱燗にしてもバラける
   ことなく、また少しお燗が冷めてきても美味しくいただけますょ。

   ☆ベジダイニング「芽」「彩」「華」「優」「希」5店舗と、鉄板焼き
    野菜・やさいや「赤坂店」では、諏訪泉のお酒をお燗でいただけます。
    おしゃれな造りのきれいなお店です。http://www.vegedinning.com/

◆5. 杉の雫・吟醸の会 活動案内
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   今月は、今年第二回目のお酒の配送月にあたります。ただいま、
  準備中です。しばし、お待ち下さい。

◆6. 今日も酒が飲める幸せ
    (アバンギャルド飲酒家の「みみずくおやじ」のコーナー)
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  今月は、「麺類でのお酒」。

   みみずくおやじは、麺類でお酒を飲むのが好きですね。麺類、なんでも、
  特に好きなのは、もう熱狂的なファンのいる「蕎麦」、おやすみの平日の
  蕎麦屋の昼下がりに焼き載りと板わさ、天だね、とかでお酒をいただいて、
  そば味噌もすこしつまんで、せいろでしめるなんていうのをたまーに、
  たまーに、したくなるときがあります。(二人なら最高ですね)
   でも和風の蕎麦じゃなくても、急いで食べなくてもいい麺類なら結構
  いけます。焼きソバ、ソース味、塩味、中華の五目揚げ焼きそば、なんか、
  もう何でも来いの気分ですね。お酒も純米酒のお燗でもいいし、紹興酒の
  お燗も昼下がりの午後には素敵です。あと、そうめんも良いです。そうめ
  んチャンプルーなら言うことはありません。ビーフン(ケンミンの焼き
  ビーフンでもオーケー)も美味しい。あと、以外にいけるのは、冷やし
  中華です。(マルちゃんの冷やしラーメン、なつかしい)具で飲んで、
  麺で飲んで、おつゆでも飲めます。東の冷やし中華が来ると、西はもう
  パスタ、オヤジとしてはスパゲッティですね。これ、なんでもいけます。
  味付けは何でも、純米酒のお燗が美味しい、さらにはワインにまで合う
  (当たり前か?)ようになってますね。
   あと、最後の手段、なんにも無いときは、「どんべえ天そば」ですね。
  これ、味付けが濃いいので、お酒がすすみます。さくさく天ぷらは、
  そのまま食べても、すこし割って、おつゆに浸してもオーケーです。
  でも、純米酒にはもったいないですね。焼酎がいいですね。
   前回に引き続き、貧乏人の飲み方でした。

◆あとがき
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 日本酒の消費数量の減少が止まりません。でも、純米酒と純米吟醸酒は
ちょっとずつですが、増加しています。でも、圧倒的大多数のお酒は減少
傾向が変りません。
 先日、鳥取酒造組合の部屋を片付けました。組合統合(鳥取県内に三つ
ある酒造組合を県で一つにする統合です)を来年の7月に控えて、その関係
で古い書類などを整理しました。その中で、昔の写真がたくさん出て来ました。
昭和二十年代からのある意味、貴重な写真群です。大体、酒屋さんは世襲制で
すから、
先代、先々代、が出てきます。あれや、これやと見ながら、感じたこと。今も
昔もやっていることは変わらないということでした。特に、清酒のキャン
ペーン、PRに関すること。
 いわく、「県産酒振興キャンペーン」、「酒販店の奥様対象のお酒の教室」、
「日本酒と健康の講演会」、そしてなんと25年も継続している「しろうと
利き酒競技会」。で、「昔と一緒のことを今もしているんだな。」と感じた
(人間の考えることはそう変わらないということ)のですけど、その一方で、
「25年も同じことをやってて、減少し続けるている、ということはどう
いうことなんだろう?」ということも感じました。
 同じことをしているから減少した、という考え方もありますが、それよりも、
みんながわかっていて、でも怖くて言葉に出して言えない、言いたくない、
考えがあります。
 それは、日本酒という酒が商品力を失っているということ、不必要な商品と
なっているということ、商品力として現代の消費者が支持するものでは無く
なっているということ。
これは、商品力を分析していくと、事実であり、またそうでもない、という
ことになるかと思います。歯切れがちょっと悪いのは、市場が多様で、飲む
人も多様だからですが、(だって、反論の事例はいつだってあります)ただ、
地酒に特化して考えると、唯一の増加している清酒である純米酒を造って、
売る、しか生き残る道はありません。地酒でなくてもたぶんそうですけど、
製造のスケールが小さくコストのかかる分、特に地酒はそうです。

「酒は純米、燗ならなお良し」、今年の5月に亡くなられた上原浩先生(弊社
顧問)の言葉ですが、先生の思いをちゃんと受け止めていくのも残ったわれ
われの使命です。
先生、今年も、諏訪泉はがんばります。
 メルマガ読者のみなさん、ご支援よろしくお願いします。

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